脱ぐ インタビュー

モノづくりの前に、
人と人との関係づくりを。

ワークインタビュー

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  会社のサポートがなければ、一級建築士は取れていないと思います。

  3年前に一級建築士の資格を取りました。会社のプロジェクトで、10人くらいメンバーが選ばれて全員で一級建築士の資格取得を目指そう、と。現場終わりに事務所で仲間と一日4時間くらいは勉強していましたね。休日も一日中勉強していたので、その間は家族もほったらかし。ずいぶん迷惑をかけました。私は2年で受かったのですが、その間の予備校の費用はおそらく総額200万円程度。「おそらく」というのは、ほとんど会社が出してくれたので正確な金額知らないんですよ。一緒に勉強する仲間と会社のサポートが無ければ、多分受験すらしていないと思います。

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  数十億、240戸の現場を取り仕切る。

  今、アイランドシティで大きな現場を動かしています。すでに2棟、私の上司が担当されていて、3棟目を私が仕切ることになりました。通常うちは設計から施工まで一貫して自社でやることが多いのですが、この現場は設計が別の会社なので、社外の方との打ち合わせも多くなりますし、結構大変です。でもそこで、周りからの信頼を得るのに取得した一級建築士の資格が生きているのかなと思います。

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  頭が良いやつより、性根が良いやつに来てほしい。

  現場は人と人が協力してつくり上げていくもの。頭が良くて段取りが良いだけでは務まりません。すごく基本的なことですが元気な声であいさつする。世間話でも何でもいい。職人さんとたくさん話す。建築の仕事はモノづくりですが、その前にまず人と人との関係づくりが大事になるんです。入社当初の私は右も左もわかりませんでしたが、色んな職人さんたちが声をかけてくれて、多くのことを教わりました。人付き合いが好きな人なら、きっと活躍できるはずです。