挑む チャレンジストーリー
EPISODE.05
自分が監督する現場は、
難しければ難しいほど良い。

2017年入社の5年目。4年目には一級建築士の資格を取得し、若手ながら複数企業とジョイントベンチャーを組んで受注・施工するような大規模案件も経験。規模が大きければ大きいほど、関わる企業や人の数も増え、難易度が高まっていく。職人と上司の板挟みにあったり、予期せぬトラブルも必ず起こる。しかしTAICHI.Yは、現場は難しければ難しいほど良いと笑う。

工事部 工事課
TAICHI.Y
2017年入社
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工事部 工事課 TAICHI.Y
一人で担当した現場は、
まだ楽な方でした。入社3年目だったと思います。3階建てのマンションの現場を一人で担当しました。当時は一級建築士の資格取得も目指していたので、勉強時間を確保するためにも5時には必ず仕事が終わるように段取りをつけなくてはいけない。それまで上司が担当してくれていた役割も自分で担うとなると、初めてのことも多く、わからないこともたくさん出てきました。その都度上司や先輩に聞いて、ようやく完成したときは嬉しかったですね。先輩と担当する現場を複数経験するより、1回1人で現場を担当した方が自信はつくかもしれません。ただ、その現場も大変でしたが、今やっているプロジェクトや過去に経験した大規模プロジェクトより楽だったと感じています。マンションはある程度進め方が決まっていますから。
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毎日100人以上の職人さんの間を駆け回る。
2年目のときに、照栄建設含めた三社のジョイントベンチャーで受注した小学校の建設プロジェクトに参加しました。通常の案件だと現場監督は2人程度なのですが、このプロジェクトでは照栄建設の現場監督だけでも5人が参加。職人さんも多方面の専門家が100人以上集まる。連絡事項を伝えて回るだけでも一苦労でした。図面のミスに気づかず、職人さんが来ているのにその日の仕事が進められないということも。そうしたトラブルの対応法や大規模建設ならではのミスが起きやすいポイントなど、多くのことを学びました。また、ジョイントベンチャーなので他社の現場監督と話せたのも良かったですね。「そんな仕事のやり方もあるのか」と、現場監督としての知見の幅が広がりました。を、ともに乗り越えてきた仲間。そういう感覚をお互いに持っていると思います。
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大歓迎です。
難しくて厄介な特殊物件。現在担当しているのは大病院の増改築プロジェクト。入院中の患者さんもいる中で病院を運営しながらの工事なので、新しい棟を建てたら、古い棟にいた患者さんにはそちらに移ってもらい、古い棟を壊したらまたそこに新たな建物を建てていく。古い建物と新しい建物をつなげる工程や、「何日にこのような工事をします」という病院事務の方とのやり取り等、初めての仕事をここでもたくさん経験しました。図面も描かせていただいているのですが、特殊物件なので通常のマンションとは異なる部分も多い。わからないなりに自分で考えて描いてみて、上司にアドバイスをもらってまた描き直す。本当に大変ですが、私はそういう案件ほど楽しいと感じます。なぜなら、終わったときに得られる経験値と達成感が圧倒的に大きくなりますから。