挑む チャレンジストーリー
EPISODE.05 20代での一級建築士合格に挑む。
一昨年、入社5年目のタイミングで一級施工管理技士の資格を取得。まだ会社から補助が出る前だったため、自腹で学校に通い無事に合格を果たした。一級施工管理技士の資格取得には3年間の実務経験が必要なため、入社4年目の取得が最短。5年目での合格はかなり早い方だと言えるだろう。そして今、一級建築士の資格取得に向けて新たな挑戦をスタートさせている。
工事部 工事課 主任
SORA.H
2018年入社
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どうしても早く取りたかった、一級施工管理技士資格。
現場責任者として一つの現場を管理監督するには、一級施工管理技士の資格はマストで必要なんです。先輩に見守られながら、細かく指示を受けながら仕事をするのではなく、自分の頭で考え、自分の責任で仕事を進めたかった。その方が絶対に成長は早くなりますから。それに実務経験を2年、3年と積んで「“ほぼ”自分が責任を持って現場を見ている」という状態になっていたとしても、現場責任者には先輩の名前が載っているのも微妙だなという感覚があって。そこで、自分で資格の学校を探し、毎週日曜に通いはじめました。無事に翌年の試験で一発合格できたので、ホッとしましたね。
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建築の知識が増えたら、もっともっと知りたくなった。
一級施工管理技士の資格を取ったことで、以前より現場の全体像を理解できるようになりました。設計図面の意図を正しく読んで、施工図面に落とし、職人一人ひとりとイメージをすり合わせていく。確認の抜け漏れも減りましたし、ずいぶん工事をスムーズに進められるようになったと思います。けれど、工事全体の知識が深まったことで、電気設備の設計など、より専門的な業務の知識がまだまだ浅いなということが浮き彫りになった。そうした専門知識を深めていくためには、一級建築士の資格を取るのが一番だと思ったんです。会社としてもサポートしてくれるプログラムがあったので、立候補しました。
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照栄建設史上2人目の、20代の一級建築士へ。
学校の授業は毎週日曜日。一級施工管理技士のときは午前中だけで終わっていたのが、一級建築士は丸一日拘束されることになる。勉強の範囲も難易度も段違い。でもやっぱり、20代のうちにチャレンジしたかった。20代で一級建築士の資格を持っているのは、うちの会社ではたった1人しかいません。全国的に見ても多分2000人くらいしかいないんじゃないでしょうか。そのくらい難しく、そのくらい価値の高い資格なんです。去年結婚したばかりの新婚なので、休みが丸1日潰れるのはかなりつらいですが、将来子どもができてからだともっと家庭に負担をかけることになる。なんとか20代での資格取得をめざしたいですね。